体験談(当事者)
私は、先天性の聴覚障がいで1歳11ヶ月で右耳人工内耳手術、4歳4ヶ月で左耳人工内耳手術をしました。
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- MHR さん
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難聴の種類: 先天性の聴覚障がい
プロフィール・背景
松山市出身 MHRです。18歳です。
先天性の聴覚障がいで1歳11ヶ月で右耳人工内耳手術、4歳4ヶ月で左耳人工内耳手術をしました。当時は両耳同時人工内耳手術をしていなかったそうです。
この春、高校を卒業します。趣味は音楽鑑賞、好きなアーティストのライブに行くのが大好きです。
インタビューエピソード
私は先天性の聴覚障がいがあり、人工内耳を装用しています。小さい頃のことはあまり覚えていませんが、気づいた時には人工内耳をつけて生活するのが当たり前でした。それが私にとっての「普通」でした。
日常生活では騒がしい場所での聞き取りや、何人もいるグループの会話についていくことが難しい時があります。でも最近は全部をわからなくてもいいかなと思えるようになりました。本当に大事なことが分かっていれば大丈夫。時には聞き流すことや、あえて全部を追わないことも一つの“技”なのだと気づき、肩の力を抜けるようになりました。
小学校では難聴学級に在籍していましたが、交流学級で友達と過ごす時間がとても楽しく二つの教室を行き来することにどこか中途半端さを感じていました。中学校では小学校の経験から通常学級を選びました。聞こえにくさへの不安よりも「みんなと同じがいい」という気持ちの方が強かったからです。一方で人工内耳の機器をつけている自分が恥ずかしいと感じた時期でもありました。本当の意味で自分を受け入れられてなかったのだと思います。
高校一年生からは飲食店でホールスタッフのアルバイトを始めました。店内はいつも賑やかでお客様の注文を間違えないようにするのは緊張の連続でした。聞き逃してしまった時はわかったふりをせず「もう一度お願いします」とお願いすることや、一緒に働くメンバーに、自身の障がいを伝え、理解をしていただくことでフォローをしてくれた場面もあり、チームワークの大切さを実感しました。自分なりに工夫しながら働き続け三年間続けることができています。やり遂げられたことは大きな自信に繋がっています。
同じ悩みを持つ方へのメッセージ
これから先、聞こえにくさがなくなるわけではありません。人工内耳機器を外したら全く聞こえません。幼少期に習った簡単な手話は今でもとても役に立っています。こんな私が今の私です。
全部を完璧にしなくてもいい、自分なりのやり方で前に進めばいい。そう思えるようになった今、できることを積み重ねながら自分らしく前に進んでいきたいと思っています。