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体験談(当事者)

ろう者として手話や口話で生活し、不安や困難を乗り越えながらデフバスケに挑戦する日々を送っています。

橋本樹里 さん

プロフィール・背景

はじめまして、橋本樹里です。

私はろう者として日々の生活を送っています。普段は手話や口話でコミュニケーションをとっています。

これまでの学校生活や社会生活の中で、聞こえないことから不安を感じることもありました。うまく伝わらず戸惑ったり、どうすれば理解してもらえるのか悩んだりした経験もあります。

それでも、周囲の支えや、自分から少し勇気を出して伝える経験を重ねる中で、「分かり合える方法は必ずある」と感じられるようになりました。伝えることをあきらめないことが、自分自身を前に進ませてくれました。

現在は仕事をしながら、デフバスケットボールに取り組んでいます。音が聞こえない環境の中で、アイコンタクトや表情、瞬時の判断を大切にしながら仲間とプレーしています。見えない壁にぶつかることがあっても、工夫し、挑戦を続けることで成長できると実感しています。

聞こえないことは不便さもありますが、私にとっては人とのつながりや挑戦する力の大切さを教えてくれた経験でもあります。この体験が、同じ立場の方やご家族の皆さまの安心や勇気につながればうれしく思います。

インタビューエピソード

私はろうの当事者として生活しています。日常生活では、会話が聞き取りにくかったり、周囲の状況が分からず不安になることがあります。特に人が多い場所では情報を十分に得られず、戸惑うこともありました。そのたびに、相手の顔が見える位置に立つ、分からないことはそのままにせず確認するなど、自分から行動することを大切にしてきました。

学校生活では、聞こえにくさをうまく伝えられず悩んだ時期もあります。しかし、理解しようとしてくれる友人や先生の存在に支えられ、「自分の状況を伝える勇気」が環境を変える力になると学びました。

現在は社会人として働きながら、デフバスケットボール選手としても活動しています。音が聞こえない環境の中で、手話やアイコンタクト、サインを使い、仲間と瞬時に意思を通わせながらプレーしています。限られた情報の中で判断し、走り続ける経験は、私を大きく成長させてくれました。困難があるからこそ工夫し、努力し、前に進む。その積み重ねが自信となり、競技でも社会でも私の強みになっています。

同じ悩みを持つ方へのメッセージ

聞こえにくさは決して弱さではありません。挑戦を続ける力に変えられるものだと、私は競技を通して実感しています。私の経験が、同じ立場の方にとって一歩踏み出す勇気につながればうれしく思います。

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