人工内耳
人工内耳

重い難聴の場合に、手術をして内耳に電極を入れてきこえを改善する医学的手法です。
人工内耳は、音を感じ取る内耳の細胞がほとんど機能を失った重い難聴の場合に、手術をして内耳に電極を入れてきこえの細胞・神経を直接電気刺激してきこえを改善する医学的手法です。
効果には個人差があり、手術をすればすぐにきこえるようになったり、会話ができるようになったりするわけではありません。乳幼児の場合には、人工内耳から音が入った日が「お耳の誕生日」となります。
術後にしっかりとリハビリテーションを行うことで、徐々にことばが聞き取れるようになります。
人工内耳の手術について
手術前
人工内耳の手術前には、聴力検査や言語発達の確認を行い、療育機関と連携してお子さんの状況を把握しましょう。手術後の装着やリハビリの準備も大切です。
早めに専門家と相談し、適切な支援計画を立てることが、お子さんの成長につながります。
手術後の支援
人工内耳の手術後は、段階を踏んできこえの支援が始まります。
音入れ
手術後約2週間後に、音を取り込む体外部の機器を装着して、初めて音をききはじめます。この日が『お耳の誕生日』になります。
音入れ後の聴覚
リハビリテーション
体外部の機器の調整をしながら、聴覚活用を基本としたきこえの発達や学習、音声言語習得のための係わりやコミュニケーションを促していきます。
音入れ初期は、特に丁寧なフォローが必要で、定期的に専門機関で調整や相談を受けながら、お子さんの状態に合わせてきこえやことば発達の支援をしていきます。こうした中で、きこえやことばが育ち、コミュニケーションの力が促されていきます。
人工内耳のお手入れ
人工内耳を長く快適に使うためにも、日々の丁寧な手入れが欠かせません。
- 毎日電池の残量や機器の状態を確認し、異常を感じたらすぐに専門家に相談しましょう。
- 入浴や水泳時には専用カバーを使って使用することができます。
- 定期的に医療機関で点検や調整して、きこえや機器の管理をしていきましょう。
- 故障を防ぎ、快適なきこえを維持するために、取扱説明書に沿った管理を心がけましょう。